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カーナビゲーションのストレージがCD-ROM、DVDそしてHDDへ変わるにつれてストレージ容量は20GBを二つ載せるというような時代に入った。
これが、カーナビの機能競争に火をつけた。いや、機能を拡張するために容量拡大をもたらしたのかもしれない。
その機能競争の最大のポイントは次のような画像の採用である。
@ 衛星画像写真、航空画像写真のようなリアル画像でのナビゲーションの登場。
A 著名な観光地のリアル画像が表示される。
B パーソナルな画像を掲載できる。
ナビゲーション表示の立体表示からこのようなリアル画像が次々に表示されるという画像革命の時代に入った。ナビゲーション地図の革命である。
また、容量拡大は音声認識、音声合成というインターフェースをも変えようとしている。
音声認識の語彙は50万語まで拡大し、音声合成は人の声を随所に入れる編集合成の時代に入った。
さらに、別の面からのナビゲーションの機能強化が出現した。 ナビゲーションのディスプレーを利用したバックモニターの標準搭載が増えるにつれ、 それに付加価値を上げるという開発である。ナビディスプレーと後部CCDカメラを利用した次のような機能である。
1) 駐車アシスト
2) キープレーン
3) 車両周囲監視モニター
4) 暗視機能付きバックモニター
5) ナイトビジョン
これらは、CCDカメラからの画像を処理することで、ドライバーに安全を与えるという車載のITSの先駆けである。 つぎにはACCにも応用されるであろう。これらの機能はソフトウエアーの開発でコストを最小限に抑えている点も実現を早めている。
産業用、軍事用に使われてきた高価な技術が自動車向けに使われることで汎用化される。
その低コストで汎用化された技術が別の用途に環流するという好循環な産業構造を日本が得意とする自動車産業を中心に出来つつある。
本レポートはこのITS車載ソフトウエアーの現状を精査したもので、関連市場各位のご参考になれば多大 の喜びであり、且つご意見を賜ることを希望致します。


目  次
第1章、日本カーナビゲーション市場 1

1−1,2002年カーナビゲーションマーケット 1
1−2,アフターマーケット 4
1−3,オプションマーケット 8
1−3―1,ディーラーオプションマーケット 9
1−3−2,メーカーオプションマーケット 11
1−4,カーナビゲーション流通形態別シェアー 12
1−5,カーナビゲーション輸出動向 13
1−5−1,カーナビゲーション欧州輸出シェアー 13
1−5−2,カーナビゲーション米国輸出シェアー 15
1−6,カーナビゲーション地図ソフト 16
1−6−1,カーナビ地図ソフトシェアー 16
1−6−2,トヨタマップマスター対インクリメントP対ゼンリン 18

第2章、トヨタのカーナビソフトウエアー分析 19

2−1,トヨタディーラーオプション、メーカーオプションナビゲーションの分析 19
2−2,2000年、2001年、そして2002年の機能比較 19
2−3,トヨタディーラーオプションとメーカーオプションの比較 20
2−4,トヨタナビゲーションの機能分析 20
2−4−1,表示機能 20
2−4−2,検索機能 22
2−4−3,案内機能 23
2−4−4,AV機能 24
2−4−5,HMI機能 25
2−4−6,走行機能 26
2−4−7,テレマティックス機能 27
2−5,2002年のディーラーオプション4社の機能比較 28

第3章、ITS車載ソフトウエアー市場 32

3−1,ITS車載ソフトウエアー市場予測 32
3−2,車載プラットフォーム 35
3−3,自動車メーカー三社のカーナビ/テレマティックス開発マトリックス 37
3−3−1,トヨタ自動車 37
3−3−2,日産自動車 38
3−3−3,本田技研 38
3−4,トヨタのソフトウエアー戦略 39
3−4―1,垂直統合から水平分業へ 39
3−4−2,ソフトウエアー開発プロセス 40
3−4−3,車両連携ソフトウエアー 42
(1),ナビ協調シフト 42
(2),ソフトウエアーでの機能追加とコストダウン 43
3−5,カーナビ/テレマティックスOS 44
3−5−1,iTronとそれ以外 44
3−5−2,テレマティックス向けOS 44
3−5−3,Tエンジン 45
3−6,各社のOS及び関連ソフト 46
3−6−1,Microsoft 46
(1) Windows Automotive 46
(2)Microsoft Car.Net 47
3−6−2,Windriver 48
3−6−3,QNXソフトウエアー 49
3−6−4,アクセス 51
3−6−5,アプリックス 53


第4章、カーナビ/テレマティックス地図市場 54

4−1,カーナビ地図の作成方法 54
4−2,地図データの構造 56
4−3,地図の標準化動向 56
4−3−1,KIWIコンソーシアム 56
4−3−2,G-XML 57
4−3−3,カーナビ地図/GIS市場 58
4−3−4,GISフォーマット 59
4−4,カーナビ地図素材の提供 60
4−4−1,日本デジタル道路地図協会 60
4−4−2,NTT情報開発 62
4−5,次世代カーナビ地図コンテンツ 63
4−5−1,参加型コミュニケーション 63
4−5−2,モバイルコマース 63
4−6,リアル3D地図 64
4−6−1,リアル3D地図5社比較 64
4−6−2,リアル3D地図参入企業 65
(1)三菱商事 65
[日本スペースイメージング] 66
[ジクーデータシステムズ] 67
(2)デジタルアーステクノロジー 67
(3)Mapcube 68
(4)NECネットワークスの“FlyGlobe” 68
(5)Flyover Technologies 70
(6)TerraPointLLC 71
(7)CAD CENTER”Nextrax” 71
(8)国際航業 71
第5章、カーナビ/テレマティックス地図メーカー三社の戦略 72

5−1,トヨタマップマスター 72
5−1−1,会社概要 72
5−1−2,会社組織 72
5−1−3,地図の販売動向 73
5−1−4,売上推移 73
5−1−5,地図の制作から販売まで 74
5−1−6,トヨタマップマスターのカーナビ地図戦略 74
5−2,ゼンリン 76
5−2−1,通信用デジタル地図 76
5−2−2,三次元ナビゲーション地図 76
5−2−3,サーバーベースナビゲーション地図 78
5−2−4,NaviStic 79
5−2−5,欧州地図開発 79
5−2−6,ダイケイ 80
5−3,インクリメントP 81
5−3−1,インクリメントPの事業戦略 81
5−3−2,インクリメントPのカーナビ地図戦略 82
5−3−3,iフォーマット 83
5−3−4,三次元地図“Mapcube 84
5−3−5,LBMEC(Location Based Mobile Electronics Commerce) 86
(1)LBMECのシステム 86
(2)LBMECのビジネスモデル 87
5−3−6,Map DKW 89

第6章、音声認識/TTS市場 90

6−1,音声認識市場動向 90
6−2,音声認識メーカーシェアー 91
6−3,音声認識市場予測 93
6−4,音声認識メーカー/TTS各社の動向 94
6−4−1,旭化成 94
6−4−2,アニモ 95
6−4−3,SpeechWorks 95
6−4−4,三菱電機 96
6−4−5,デンソー 97
6−4−6,アドバンスドメディア“Amivoice” 98
6−5,音声合成(TTS)市場概観 99

第7章、画像処理ソフト市場 100

7−1,車載用画像システムの市場動向 100
7−2,車載用画像システム 102
7−2−1,キープレーン 102
7−2−2,駐車アシスト 104
7−2−3,車両周辺監視システム 106
7−3,車載用画像処理システム開発メーカー 107
7−3−1,日立グループ 107
7−3−2,東海理化 109
7−3−3,オムロン 109
7−3−4,沖電気 110
7−3−5,シャープセミコンダクタ 110
7−3−6,京セラオプテック 110
7−3−7,HPテレマティックス 111


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