中国カーナビゲーション
&テレマティックス
114 頁
\99,900.-
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出版日: 2005年1月27日

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2002年末にトヨタのVIOSへカーナビが搭載された。その後カローラへ、そしてクラウンへ採用されようとしている。日産車にも搭載された。市販のカーナビも2004年春にケンウッドがそして富士通テン、パナソニックが市場に投入した。

一方、韓国、台湾、米国のカーナビメーカーは中国現地企業と提携して各地域でポータブル型のナビを投入している。

欧州メーカーでは、VW/Audiは2005年にはナビオプションを投入するだろう。SiemensVDOは2005年春市場投入を目指して開発を進めている。

2004年にはカーナビは30万台の市場に成長した。このように、カーナビの市場は夜明け前の段階を過ぎようとしている。

テレマティックスは地図配信型のテレマティックス、GPSセキュリティーのテレマティックスというニーズに向けて各社開発を競っている。現在の中国の状況を鑑みるに、カーナビよりもむしろテレマティックスが中国市場では適しているのではないだろうか。道路事情が急速に変化する中国ではデータベース配布型のカーナビでは対応が難しい。中国市場にうまく適合したテレマティックスを開発することが重要である。

テレマティックスのインフラは米国IT企業が握っており、セルラーではMotorolaNokia、三星が市場を席巻している。テレマティックスにおける日本のプレゼンスを如何に高めるかが問われている。

カーナビ&テレマティックスの基盤となるナビ地図は三社が正式に認可された。先行したNavInfoは2005年には中国全土をカバーする計画である。しかしながら、地図開発における様々な課題も現場から上がっている。

カーナビで先行した日本であるが、テレマティックスのOnStar等、リアルタイム交通情報のRDS-TMCそしてGALILEOの登場で欧米からの逆転の構図も浮かび上がってきた。

カーナビユニットの生産では台湾、韓国企業は既に中国に工場を建設し、世界へポータブルカーナビの生産基地としている。このように左右上下に挟まった日本企業は中国でいかなる戦略を立てるかが肝要である。

各社からのインタビュー、各種展示会、上海ナビフォーラム講演会、等の情報を基に調査を試みた。本レポートが関連市場各位のご参考になれば多大の喜びであり、且つご意見を賜ることを希望いたします。

目次

第1章、中国自動車市場概観 1
1−1,中国自動車販売動向 1
1−2,中国乗用車販売動向 4
1−3,乗用車販売ニーズの変化 5
1−4,中国自動車メーカーのカーナビ戦略 6
1−4−1,上海GMとGM(中国) 6
1−4−2,上海汽車 6
1−4−3,一汽VW 7
1−4−4,上海VW 7
1−4−5,長春一汽 8
1−4−6,北京現代 8
1−4−7,一汽トヨタ 8
1−4−8,東風日産 8
1−4−9,広州ホンダ 9

第2章,中国ナビゲーション&テレマティックス市場 10
2−1,中国ナビゲーション市場 10
2−1−1,中国ナビゲーション市場概説 10
2−1−2,Galileoへ参加 12
2−1−3,テレマティックスとの一体化 12
2−1−4,GPS協会の曹沖氏の2004年市場展望 12
2−2,中国ナビの課題 14
1) 政府の役割 16
2) 外資か国内メーカーか 16
3) ビジネスとしての利益 17
4) ナビの需要 18
5) 地図の標準化 18
6) 地図の精度 18
7) 地図の作製 19
8) 地図のメンテナンス 19
9) 属性情報 19
10)地図の価格 19
11)人材不足 20
12)著作権の保護 20
13)リアルタイムな交通情報 20
14)ナビの仕様 20
15)カーナビの価格 21
16)HMI 21
17)テレマティックス 21
2−3,中国ナビゲーション市場予測 22
2−3−1,市場予測 22
2−3−2,トヨタディーラー 24
2−3−3,アフターマーケット 26
2−4,中国現地ナビの仕様比較 29
2−5,カーナビの価格 30
2−6,中国テレマティックス市場予測 31
2−6−1,市場動向と予測 31
2−6−2,地図配信型テレマティックス 32
2−6−3,セキュリティーテレマティックス 32
2−6−4,各社のテレマティックス開発 33
@豊田通商のテレマティックス開発 33
AOnStarのテレマティックス開発 33
BWebraska/Brilliant Technologyのテレマティックス開発 33
2−7,PDAナビゲーション 34
2−8,韓国ナビ&テレマティックス市場 35
2−8−1,韓国ナビ市場 35
2−8−2,韓国テレマティックス市場 35
2−9,台湾ナビ&テレマティックス市場 37

第3章、中国ナビ地図の動向 38
3−1,中国ナビ地図政策 38
3−2,中国ナビ地図標準 38
3−3,中国地図メーカーの現状 39
3−2−1、北京四維図新導航信息技術有限公司(China NavInfo Co Ltd) 41
3−2−2,China Navi System Co Ltd 43
3−2−3,高徳と北京ADF導航科技 44
3−2−4,SIS(上海暢想電脳有限公司) 45
3−2−5,北京霊図軟件技術有限公司 47
3−2−6,易図通(北京)有限公司 48
3−2−7,Brilliant Technology 49
@香港デジタル地図について 49
A中国でのNGCCとの共同開発について 50
B中国ナビ市場へのアプローチ 50

第4章、中国現地ナビメーカーの動向 51
4−1,深@航盛電子股?有限公司 51
4−1−1,会社概要 51
4−1−2,東風日産向けのナビ 52
4−2,北京合衆思壮科技有限公司 55
4−3,上海曙天信息数?科技有限公司 57
4−4,上海大唐天易通信導航技術有限公司 58
4−5,深@市宝凌電子股?有限公司 60
4−6,瑞図万方科技有限公司 61
4−6−1,道道通ナビ 61
4−6−2,ナビラインアップ 62
4−6−3,カーナビ市場についてのコメント 63
4−6−4,カーナビアフターマーケット市場についてのコメント 63
4−7,中環衛星導航通信有限公司 64
4−8,江蘇新科電子 65
4−9,深@麦士威科技有限公司(Maxwell) 67
4−9−1,会社概況 67
4−9−2,ナビ仕様 68
4−10,北京城際高科信息技術有限公司 72
4−11,中彩科技発展有限公司(Winners Technology Development Ltd) 74
4−12,上海乾潤信息技術有限公司 75
4−13,友利華(河南)高科技開発有限公司 76

第5章、海外ナビ&テレマティックス企業の中国進出 77
5−1,主要外資ナビ関連企業の中国拠点 77
5−2,中国企業と外資企業との提携関係 78
5−3,日本ナビメーカーの動向 79
5−3−1,アルパイン 79
5−3−2,デンソー 80
5−3−3,アイシンAW 81
5−3−4,富士通テン 82
5−3−5,クラリオン 83
5−3−6,パナソニック 84
5−3−7,パイオニア 85
5−3−8,ケンウッド 86
5−4,欧州メーカーの動向 87
5−4−1,SiemensVDO汽車電子(恵州)有限公司 87
5−4−2,BoschBlaupunkt 88
5−4−3,TeleAtlas 88
5−4−4,ERTICOの戦略 89
5−5,米国メーカーの動向 91
5−5−1,上海パンパシフィック汽車技術(PATAC) 91
5−5−2,Visteon 92
5−5−3,クアルコム 92
5−5−4,Centrality 93
5−5−5,NOVA LABORATORY 95
5−5−6,NAVTEQ 96
5−6,韓国メーカーの動向 97
5−6−1,CANAS 98
5−6−2,現代オートネット 100
5−6−3,CITUS 102
5−6−4,Nextech 104
5−6−5,大宇プレシジョン 107
5−6−6,JATY 107
5−6−7,Kiryung Electronics 108
5−6−8,INFOROAD 109
5−6−9,THINKWARE 109
5−6−10,その他メーカー 110
5−7,台湾メーカーの動向 111
5−7−1,怡利電子(E-LEAD) 111
5−7−2,寶録電子(BAORUH ELECTRONICS) 112
5−7−3,MITAC 113
5−7−4,SAMSTAR 114
5−7−5,HamgShing Technology Corp 114




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