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2000年最初のCESはラスベガスで6日〜10日の4日間で行われた。 ラスベガスはパリ、ベネチア、ベラジオ等大型ホテルがオープンし、景気は最高潮である事がうかがえる。 コンシューマーエレクトロニクスにコンピューターの流れが入ってきて3年であるが、そのまま定着してきて、家庭にも車にもモバイルにも インターネットが入ってきた。 今回のショーの中で特に注目する点をまとめてみた。 1,ホームネットワーク マイクロソフトがキッチン、居間、ガレージ等の家庭空間を分けて、どの空間でもマイクロソフトが存在することを 説明していた。どこでもインターネット、そしてそれらをネットワークで結ばれる様子を見せていた。このホームネ ットワークはソニー、松下も重点的に展示していた。 2,車載用新製品 2001年から始まるデジタル衛星ラジオの2会社が隣り合わせに競っており、その隣で2002年からスタートの デジタル地上波ラジオが割り込んでいた。当初から車に標準搭載が予想されるので日本のカーオーディオメーカー全 社が同様に展示に注力していた。 3,ワイヤレスインターネット インターネット接続が話題になっているが、日欧のスマートフォンというよりはハンドヘルドのパームZで株式情報を得る。 ページングサービス、2wayワイヤレス等が使われており、WAPサービスは2001年からという感じである。 4,MP3プレーヤー アジア製で数えきれ無いほど展示されていた。会場内でも150ドルの特別価格で販売されていた。またジュークボックスという 視点でCD-R、ハードディスクタイプも出現していた。 Creativeのハードディスクウオークマン(写真上)は6GBのHDDを使って 今夏に600ドルで売り出す。家庭のビデオはHDD、モバイルもHDDと言う可能性も秘めている。 5,標準化競争 ソニーがメモリースティックあるいは内蔵フラッシュメモリーを使ったSDMI準拠のICウオークマンが注目を集めていた。 対抗の松下はSDメモリーカードで追いかけている。両陣営とも標準化競争に賢明になっている。 6,テレビ 中国のキャッチアップが進んで来ていることも印象深かった。いくつかの中国メーカーがフラットテレビ、HDTV、デジタル テレビ等を展示しており、2001年から2002年に量産を始めるとのことである。21世紀にはテレビはすべて中国製 になる可能性が浮かび上がってくる。 |
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