アジア経済の変調で、日韓のビッグプレーヤーが欠席し、出展者数、出展面積は縮小し昨年より小振りになった。
今年はまた目玉が乏しいこともあげられる。デジタルテレビ、DVD、AutoPC、ウインドウズCE、 双方向テレビは昨年も登場しており、新鮮さは薄れてきた。
昨年話題を独占した感のあるAutoPCは今回は音声認識のレベルアップとIBM が開発した340MBのマイクロハードディスクを伴って再登場した。
上の写真はカーシアターである。DVDと液晶ディスプレーを車内に入れたシステムであるが、 これが20社以上が搭載アイデアを競って展示していた。DVDの普及が進んでいる米国では ニーズが強いとのことである。
ナビゲーションはウインドウズCE,ノートパソコンを使ったものから専用マシンまで米国メーカー も含めて10社以上が展示しており、価格も700ドルから4000ドルまで多士済々である。
携帯電話は全米でCDMA方式が健闘している模様でデジタル化は着実に進んでいるとのことである。
次世代の新しい芽として、次のようなパビリオンを会場に分散させて作っていた。
1)スピーチプロセッシング
2)ITS DATA BUS
3)アンテナ
4)IEEE1394
5)ITS(常連)
車外のネットワーク、車内のネットワーク、家のネットワーク及びヒューマンインターフェース が次世代の主要なテーマということなのだろうか。


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