2000年11月21日から24日にかけてドイツのミュンヘンにて電子部品関係の総合展示会のElectronicaが行われた。
今回の展示会について専門分野のモバイルについてまとめてみた。
1,Bluetooth
Bluetoothのモジュールについてはエリクソン以外では日本のメーカーが先行している感じである。
アルプス電気、太陽誘電が特に目立った展示を行っていた。他に松下、村田等のブースでパネル展示がなされていた。
半導体関連ではモトローラを始め多くの海外メーカーが出展していた。
エリクソンは2001年から幾つかの工場で量産を開始する模様である。
2005年で5億〜10億個というニュースが飛び交わされている。
写真はエリクソンのブースで線路の雑音を挟んでの伝送実験デモである。
2,携帯電話部品
携帯電話部品では液晶、電池、パッシブで日本メーカーの展示が目についた。三星、ACERの参入と 韓台中の追い上げもあるが、この分野では日本メーカーの強さが際だっている。
3,リチウムポリマー電池
リチウムポリマー電池は参入が容易ということで日本以外では三星、LG、及び韓国ベンチャーの韓国勢 及び米国メーカーが参入しており、日本メーカーを追い上げつつある様子が見受けられる。
4,有機ELディスプレー
携帯電話用液晶ディスプレーはモノクロでは日台中韓メーカー、カラーはエプソン、シャープを中心とする日本メーカーが中心である。
OELDは米国のドライバーと韓台のパネルが合体して日本を追い上げる可能性が高い。
2005年で5億個の市場と言う市場予想が出ている。
5,台湾、中国、韓国部品メーカー
台湾と中国の幟の数が年々多くなっているがトータルで20%近くになりつつある。部品別に館が区切られているが、どの館でも台湾の幟が目についた。
欧州のプリント配線板メーカーでも、携帯電話向けの量産は韓国メーカーに委託するとのことであった。



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