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Communic Asia,Mobile Comm Asiaが6月19日から22日までシンガポールで開催された。 併催でBroadcast、e-Bizも開催されたので、さながらアジアのセビットの感が出てきた。年毎に拡大している感がある。 今回の開催でモバイル関係の特徴的なことについて次に記す。これらを中心に30分のビデオにまとめてある。 1, 今回はNokia、Motorolaという携帯電話のトップが出展を取りやめている。Ericssonも端末と言うより も関連ソフトに重点を移している。中国、台湾、韓国などアジア企業が活発であり、携帯電話の世界三強の時代は終わり、 次の時代が来ることを予感させている。 2, 三星が携帯電話ビジネスで続伸することを発表して一人気を吐いていた。続伸の理由としては端末の種類が 豊富で新製品を次々に投入していることから、現状の世界的な低迷にもかかわらず成長出来ると強気であった。 確かにCDMA,GSMの両機種の生産、汎用タイプから高機能タイプと30機種以上を同時に展開していることから現実になるかもしれない。 3, 日本のメーカーはパナソニック、三菱Triumが端末を、NECがインフラを出展していた。パナソニックは 今年からデザインを日本風から欧州風に転換した。日本的なモデルでは欧州、アジアでは苦戦した模様である。 Triumは今年から本格的にアジアに展開する。カラー液晶、和音着信等を搭載するとしている。 4, WAPについては日本のIモードに刺激されて各国で積極的に投入したが、韓国以外は低調に終始した。 アプリケーションが揃わないというのが原因でユーザーの関心が萎んでしまった。しかし、SMSのサービス が各国で急激に伸び各キャリアの収益源になってきている。 GPRSのパケットはWAPの低迷で各キャリア とも力が入らないというのが本音のようである。また、各インフラメーカー間で互換性がないということも指摘されていた。 5, 3Gについては日本、韓国以外では具体化は進んでいない感を受ける。先進の香港では今年にオークション が行われる段階である。昨年までの熱気はセルラー市場の低迷も加わって急速に消えつつある。 6, 中国企業が上海ベル、中興通信(写真のブース)とセルラーのインフラ市場、ブロードバンド市場に登場してきた。 ブースの大きさも装飾も欧米列強並みで洗練されている。 自国の大市場を背景に年々力を付け売り上げも1000億円を 超えたレベルに成長した。展示会を盛り上げる最大要因になっている。 |
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