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1月8日から11日にかけてラスベガスにてWinter-CESが開催された。
South Hallが増設され展示場が一体になったことで、会場間をバスで移動するといったラスベガスならではの光景が無くなったのも寂しい気がする。 展示会の感想を述べてみると、テロ後の国内回帰、家庭回帰を反映してか、ホームシアター、カーオーディオ及びインターネットが全体のテーマになっていた。 昨年まで飛ぶ鳥を落とす盛り上がりを見せていた携帯電話は全く影を消してしまった。三強と言われるNokia、Motorola、Ericssonは不参加であった。
新しいコンセプトが見つけられない展示会の中で印象に残った点を次に述べる。
@ ワイヤレス分野
三星のNexioを写真に示した。WindowsCE.NETのPDAであるが、左上にIEEE802.11b、右上にcdma2000.1Xのアンテナが 取り付けられている。新年早々、韓国にて850(無線LANのみ)〜900ドルで売り出された。米国では6月に市場に 投入する。米国版はセルラー部分がGSM、CDMA―ONEとなる。
A カーオーディオ分野
衛星デジタルラジオのXM Satelliteが2001年12月に、Sirius Satelliteが2002年2月に 登場することで、両者の宣伝合戦が熱を帯びていた。XM Satelliteはソニー、パイオニア、アルパインの競演で、 Sirius Satelliteはパナソニック、ケンウッドである。 XM 側は既に3万台の販売を達成したということで気勢が上がっていた。 ソニーは家庭、車兼用モデルで人気を得ていた。
B カーナビゲーション分野
デルファイのキャデラックCTS向けのCD-ROMナビはザナヴィのデバイスが採用される。また、 トヨタの新車のマトリックスはデルファイがシステムアップしており、ナビ部分はアイシンAWである。 このように、ナビ部分は日本メーカーが欧米のTier1にOEMするという流れが際だってきた。
C ホームシアター分野
大型ディスプレーではプラズマ、LCD、DLP、プロジェクションそしてブラウン管というように システムの競演が行われていた。DVD、CATV、ブロードバンドの普及でホームシアターが一大ブームになってきた。
D ホームネットワーク分野
家庭、車のデバイスをIEEE1394、IEEE802.11bで結ぶというコンセプトを各メーカーが展示していた。家庭内のテレビの持ち運びも数社が展示していた。



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