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2006年9月28日からパリモーターショーが開催された。気候は20度を超えていたので例年よりも暖かかった。丁度Deep Impactが登場するパリ凱旋門レースと重なったこともあるのか街中で日本人が目立った。ショーで印象に残って事柄を述べてみる。 @ディーゼルハイブリッド 欧州の中でもフランスはディーゼルのシェアーが70%に達している。ドイツの40%と比べてもかなり高い。1年前のフランクフルトではガソリンハイブリッドの開発発表がプレスコンファレンスの主要テーマであったが、フランスでは全くテーマに上っていない。 替わってディーゼルハイブリッドの発表が幾つかのブースで見られた。 その代表としてCitroen はディーゼルハイブリッドを2010年〜2011年を目標に開発を進めているとのことだ。 AFlexFuel エタノールとガソリンの比率を自由に変えることが出来るエンジンというのがFlexFuelである。Citroen、Volvo、Saabが発表していた。ブラジル市場へ投入し、その後欧州に投入するとのことである。SaabはFlexFuelハイブリッドのBioPowerを発表した。写真はSaabのFlexFuelターボエンジン。 B筋肉質プレミアムコンパクト プレミアムコンパクトの流れが顕著になってきた。VolvoはC30という2ドアセダンを発表した。1.6Lディーゼルエンジンのエントリークラスを設定している。軽量化と小型ディーゼルで20キロ/リッターを実現している。小型であっても安全はVolvo標準で筋肉質という表現を強調していた。最近の車の表現の中に筋肉質という言葉が多く見られる。写真はVolvoC30. CWorld First Lexus600hはWorld Firstという表現でカーエレクトロニクスをふんだんに搭載している。これからの新型車はWorld Firstを表現しなければユーザーの耳目を集めることは難しいし、尊敬を受けることも難しい。写真はLexusのLEDロービームヘッドランプ。 Dカーナビ PSAはコンパクトクラスからナビオプションを積極的に展開している。技術的に拡縮が連続的に自在に表現できるもので使いやすさが際立っていた。これはいいという感じである。メーカーオプション価格は2000ユーロまで下がってきているので、市場は拡大が続いている。PNDが成長しているがOEMナビの市場も増加傾向を維持出来ている模様である。写真はPeugeot208のナビ。 EPND パイオニアは既にフランス市場に投入している。米国市場では販売しているクラリオン、アルパインは2006年秋から欧州モデルを投入するとのことである。他にTomTom、Garmin、Navman、MIO等が展示していた。フランスではTomTomが50%、Garminが20%のシェアーを獲得しているとのことである。写真はSEATのTomTom。インパネのデザイン、形状にフィットしたインパネパッドに取り付けられていた。なるほどとうなった。
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