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2007年10月9日から4日間、中国北京の北京展覧館にて第14回ITSWorld Congressが開催された。 コンファレンス会場はがらんどうの展示会場内にプレハブで仕切りをつけたという代物である。プレハブの中に折りたたみの椅子を並べてあった。参加者は少ないという前提のようで、部屋は狭く、人の息でむんむんするという環境で進められた。 中国らしくない歓迎に最初戸惑った。これも来年のオリンピックに向けて、予算を切り詰めて稼がなければならないのかと苦笑いである。 コンファレンスの内容は各自成果を発表し、十分盛り上がったのが救いであった。 展示会では下の写真のNavInfoとAutoNaviという二大中国地図メーカーのブースが印象深かった。 NavInfo(四維図新) ![]() AutoNavi(高徳) ![]() 中国地図メーカーの業界関係者からのインタビューを総合すると次のような順位と推察された。 日本と欧米の地図メーカーが5社と関係を持っている。他にも5社ほど地図会社として認可されている。 1位 NavInfo(デンソーが技術供与、Navteqが提携) 2位 AutoNavi(アイシンAWが技術供与) 3位 Lingtu(北京霊図軟件技術有限公司、インクリメントPが提携) 4位 Litu(端図万宝広州(Teleatlasが提携、上海暢想を買収)) 5位 EMG(易図通(北京)有限公司(ゼンリンが技術供与)) 因みに、コンファレンスでNavInfoとAutoNaviの二社が発表していたが、その時にはNavInfo曰く73%のシェアーを主張し、AutoNavi曰く53%のトップシェアーであると発表していた。 MIOのPNDで展覧館から北京大学までを入力したところ即座に地図が表示され、29分で16.7kmと計算された。![]() 他には北京のAIGO製のPNDで手書き認識機能がついたPNDが展示されていたが、これならば日本人でも使えると思われる。
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